だんだん現実感がなくなる 映画『女が眠る時』 [映画]
ビートたけし主演、ウェイン・ワン監督。
とあったので、とにかく観ておこうと。
http://www.onna-nemuru.jp/
でも、お名前だけきいても思い出せなかった。
あれほど好きだった『スモーク』の監督であらせられるぞ、ウェイン・ワン監督。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%AF_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
タバコ完全無理の私が、『スモーク』を観た後はエライご機嫌で。
どうしても一杯やりたくなって、恵比寿ガーデンプレイスで分不相応なぼっち呑みをした。
ってことを思い出した。 え? 1995年秋公開? 20年前
そのブルックリンでのこなれ感は今回なかったんだけど。
なんで日本で監督???
舞台はどこの南国リゾートかと思ったら、県内だった
リリー・フランキーさんちの居酒屋?に、静岡県の県章。
http://hukumusume.com/jap/gazou/gazou_kensyou/sizuoka.gif
フロントに立つフランキーさんの背後に掲げてある、「飲食店許可証」というのか。
ジモティには静岡県の県章が否応なく目に入りました。
てことは、伊豆か熱海か。
なるほど作家が長逗留していそうな。
ショートカットにパンツスーツの妻=編集者は、そんな作家の担当なのか、リゾートとは思えぬ勢いで仕事に出かけていく。
夫=担当外の作家は、1人ホテルに残ってパソコンに向かうが書けない様子。
夫・健二役、西島秀俊さんが美しいの。
洗練された部屋の広い机に向かう姿が。
男性目線なら、妻・綾役、小山田サユリさんが美しいのはもちろん。
忽那汐里さんね。細いね。手足長くて。モデル体型の中でも少女のような美。
スリムで可憐であるがゆえに国際派女優たりうるという意味では、工藤夕貴さんを思い出した。
赤い口紅が浮き上がる感じとかも。
このまだあどけなさが残る美樹と一緒にいるのが、たけしさん演じる佐原。
何をするでもなく(してるのかもしれないけど)、美樹を見つめる日々。
若紫? 谷崎潤一郎の世界? タニザキ語れるほど読んでませんが私は
綾の上司夫妻と、綾&健二がテーブルを囲んだりする姿は、これぞ勝ち組カップルの大人ディナー。
そこいくと、佐原って「何してる人?」、職質受けるだろ。
健二が、佐原と美樹から目が離せなくなるのはわかる。
作家としても、ひとりの人間としても、こういう刺激を待っていた。
端正に机の前に座ってる場合じゃない。
取材しようというほどの意識もないまま、やむにやまれず追ってしまう。
ある意味、スランプ脱出か。
どこまでが実際に見たことか、どこからが健二の想像か。
途中からわからなくなってしまった。
たとえば新井浩文さんは好きな役者さんですけどー、彼が出てくるシーンとかも映画の中の「現実」だったのか今となっては…。
ラストシーンを覚えていない映画って結構あるんですよ、私。
それは映画を観る力が足りないってことなのかもしれないけど
前日に饒舌な韓国映画を観たせいもあって、観始めてすぐ「静謐な」という形容が浮かんできた。
その空気が澄んでいた印象をただ覚えていたい。
※映画.comさんのこのページもよかったです↓
http://eiga.com/movie/82494/interview/
とあったので、とにかく観ておこうと。
http://www.onna-nemuru.jp/
でも、お名前だけきいても思い出せなかった。
あれほど好きだった『スモーク』の監督であらせられるぞ、ウェイン・ワン監督。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%AF_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
タバコ完全無理の私が、『スモーク』を観た後はエライご機嫌で。
どうしても一杯やりたくなって、恵比寿ガーデンプレイスで分不相応なぼっち呑みをした。
ってことを思い出した。 え? 1995年秋公開? 20年前
そのブルックリンでのこなれ感は今回なかったんだけど。
なんで日本で監督???
舞台はどこの南国リゾートかと思ったら、県内だった
リリー・フランキーさんちの居酒屋?に、静岡県の県章。
http://hukumusume.com/jap/gazou/gazou_kensyou/sizuoka.gif
フロントに立つフランキーさんの背後に掲げてある、「飲食店許可証」というのか。
ジモティには静岡県の県章が否応なく目に入りました。
てことは、伊豆か熱海か。
なるほど作家が長逗留していそうな。
ショートカットにパンツスーツの妻=編集者は、そんな作家の担当なのか、リゾートとは思えぬ勢いで仕事に出かけていく。
夫=担当外の作家は、1人ホテルに残ってパソコンに向かうが書けない様子。
夫・健二役、西島秀俊さんが美しいの。
洗練された部屋の広い机に向かう姿が。
男性目線なら、妻・綾役、小山田サユリさんが美しいのはもちろん。
忽那汐里さんね。細いね。手足長くて。モデル体型の中でも少女のような美。
スリムで可憐であるがゆえに国際派女優たりうるという意味では、工藤夕貴さんを思い出した。
赤い口紅が浮き上がる感じとかも。
このまだあどけなさが残る美樹と一緒にいるのが、たけしさん演じる佐原。
何をするでもなく(してるのかもしれないけど)、美樹を見つめる日々。
若紫? 谷崎潤一郎の世界? タニザキ語れるほど読んでませんが私は
綾の上司夫妻と、綾&健二がテーブルを囲んだりする姿は、これぞ勝ち組カップルの大人ディナー。
そこいくと、佐原って「何してる人?」、職質受けるだろ。
健二が、佐原と美樹から目が離せなくなるのはわかる。
作家としても、ひとりの人間としても、こういう刺激を待っていた。
端正に机の前に座ってる場合じゃない。
取材しようというほどの意識もないまま、やむにやまれず追ってしまう。
ある意味、スランプ脱出か。
どこまでが実際に見たことか、どこからが健二の想像か。
途中からわからなくなってしまった。
たとえば新井浩文さんは好きな役者さんですけどー、彼が出てくるシーンとかも映画の中の「現実」だったのか今となっては…。
ラストシーンを覚えていない映画って結構あるんですよ、私。
それは映画を観る力が足りないってことなのかもしれないけど
前日に饒舌な韓国映画を観たせいもあって、観始めてすぐ「静謐な」という形容が浮かんできた。
その空気が澄んでいた印象をただ覚えていたい。
※映画.comさんのこのページもよかったです↓
http://eiga.com/movie/82494/interview/
makimakiさん、再びありがとうございます(^_^)
by Tremont (2016-03-06 21:38)