SSブログ

2018年に読んでよかった本 その2 [本]

さて、静岡の書店の片隅で働いている私には、片隅とはいえ、静岡書店大賞への投票権があります。
本来、大量に本を読んでいる人が行使すべき権利なわけですが。
この賞の主旨に賛同している私としては何としても関わりたい!

2018年は平野啓一郎さんの新刊『ある男』が出るから、これ1点だけでも推していこう!
と思ったら、刊行時期が9月末で、対象外なのでしたヽ(;▽;)ノ

そこで急きょ、対象内から読めるだけ読んで選んだのが、次の3点です。

1. 『海亀たち』
東南アジアに行って起業する若者たちの話です。
海外なんて観光に行くだけでも勇気が要るのに!……っていうのは私だけ?(^o^;
著者 加藤秀行さんは、東大経済学部卒→戦略コンサルティング会社勤務、という経歴の持ち主だそうで、なるほど、そういう人ならこの発想が浮かぶのか!
読みやすくて解放感がありました。
(私、解放感を求めすぎ?)

2. 『女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。』
大学生男子ってそればっかり考えてるのね(^。^;)
っていうのが、微笑ましくもばかばかしく、しかも真理を突いていて私好み、みたいな?
著者 東山彰良さんは『流』で直木賞受賞。
こちらから入るべきでしたかね?

3. 『地球にちりばめられて』
留学してたら帰る祖国がなくなっちゃった!
ていう発想がすでに面白いし。
それでヨーロッパの似た言語から独自の「通じる言葉」を作り上げて、特定の外国語のプロフェッショナルになるよりも、とにかくそこで生きていく!
フィクションとはいえ、ありそうな未来。
そして語学が好き、巧みな言葉使いに憧れる私にはツボでした。

何かそれぞれもっと深みのある作品ですが。
私の紹介力が及ばず、申し訳ないです。

ともあれ、いろいろ面白い本あるよ! もっと読もうよ! と(半分自分に向かって)いっておきます( *´艸`)

nice!(6)  コメント(2) 

nice! 6

コメント 2

リス太郎

1.是非読んでみたい。図書館で借りて。
2.図書館で借りて読んでたら嫁ににらまれそう。
3.韓国で韓流イケメンばかり追い回してたら日本が沈没しちゃった。
by リス太郎 (2019-01-03 11:53) 

Tremont

ぎくっ(゜゜;)
私も全部図書館で借りて読んだのが何でわかったの?

そーですね、イケメン追いかけて真っ当な人生に帰って来られなくても、これはもう自己責任ですね(ドヤッ)
by Tremont (2019-01-07 01:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。