東方神起依存症

もう半年以上決められずにいるのは、東方神起で誰がいちばんカワイイかということだ。はじめはヨンウン・ジェジュンに目がいったんだけれども。
”ポール・ガール”（ビートルズのなかでポール・マッカートニーが好きな女の子）の面目躍如でしょ。
甘いマスクで、メイン・ボーカルで、立ち位置もセンター。目立ちたがり屋で甘えたさんだね、きっと。
そういう”直球勝負”の男にまたヨワイし、私は。

この冬、職安通りの韓流ショップで、アルバム『第４集　呪文-MIROTIC』のＤＶＤがずっとかかっていて、
a-nation'08の楽屋で５人がお互いにインタビューしあう映像が流れていた。
最初に出てくるのがヨンウン・ジェジュン。へえ、ジェジュンていう名前なのか、と最初に覚えた。
日本の女のオーラルには、韓国の男の子の名前を発音するのが甘美で新鮮で快感なのだ。

でも、全員の名前を覚えるより先に”まず顔”だったけど（笑）。
ヨンウン・ジェジュンに気をとられながらも、待てよ、チェガン・チャンミンのほうがタイプかも？と思い直したり。
いるのねー、こういうハンサムくんが、韓国には。
ウォンビンとか、映画『最強☆彼女』のユゴンとか。
キラキラの瞳、完璧な弧を描く二重まぶたと、それをふちどる長いまつげ。

などと思ってると、ミッキ・ユチョンが別のところから”攻めてくる”感じなのだ。
別のカワイさ、別の男らしさで。
『第４集　呪文-MIROTIC』のＤＶＤを買ってじっくり見ると、ミッキ･ユチョンのコメントがいちばんおもしろいんじゃない？
それに彼は英語も得意なんだな。
韓国の若い人たちは英語を熱心に勉強しているようなので（実際にかなりできる若い友人もいるし）、
彼もそういうがんばり屋さんの一人なのだろうと思っていたら、帰国子女なんだってね。
日本でこれだけ仕事してたら”帰国”してないけど。

若い韓国人の友人たちに、東方神起が好きだというと「誰が好き？」と必ず訊かれる。
私は結構真剣に悩んで、５人とも好き、だってみんな個性が違うもんとしどろもどろなのだが、彼女たちは「あたしはユノ」ときっぱり答えてくれたりする。
いわゆる”韓国人らしい顔”がいいのだそうだ。
きりりと涼しい目元は、日本の女子もコロしてくれるけどね。
その上、ユノ・ユンホはリーダーとしての頼もしさ・責任感も全開である。
日本での最初のライブツアーのDVDを観ると、彼が一番緊張して武者震いしているようにさえ見える。
B型２人とO型２人をまとめるA型のリーダーに、思わずご苦労さまと共感もする。
タンクトップとか比較的露出度の高い写真、おおー、サービスカット！

ところで私はシア・ジュンスに特に男らしさを感じる。
オヤジギャグを発するからではない。
キレの良い身のこなしをするからだ。さすがスポーツマン。二卵性双生児の兄は野球選手だったとか。シアはサッカー派らしいけど。
そして”５人ともリード・ボーカルをとれる”が売りの東方神起のなかでも、ひときわ歌が上手いと思う。
音程・リズムの確かさと表現力の豊かさ。わあ、そんな切ない声で歌わないで！　いえ、歌って！
写真だけ見た印象ではもっと声が低いと思ったのだが。
逆にユノはもっと声が高いかと思っていた。

きれいごとかもしれないけれど、いつまでもかわりばんこにリード・ボーカルをとって、入れ替わり立ち代わり真ん中で踊ってほしい。

・・・このネタは半年くらい前から、頭の中でぐるぐるしていた。
そしてもうどうしてもアップしなければと思ったのは、「解散説」が報道されてしまったからだ。
第一報は韓国人の友人からの電話だった。
まだ信じられない、信じたくないけれど。
考えてみれば彼らは兵役もまだだし、人生これからなのだ。ずっとこのままでいられるわけがない。
今回、ユノ・ユンホとチェガン・チャンミンがそれぞれ単独でドラマ出演が決まったのが一因のように伝えられているけれど、
私はソロ活動はむしろ歓迎すべきことだと思っていた。いよいよきたなという感じだった。

それぞれが仕事面でも人間としても幅を広げていきながら、グループとして存続してほしい。
長い目で見る心構えはこちらにはできているのだから。

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