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意外とほろ苦い 映画『ラ・ラ・ランド』 [映画]

今年やっと2本目[exclamation] 洋画は1本目[exclamation]
でも、こうして大切に観るのもいいかな。
『ラ・ラ・ランド』を観ました。

http://gaga.ne.jp/lalaland/


冒頭から踊るね~[るんるん]
ミュージカルはいきなり歌い踊り出すから苦手、っていう人もいるけど。
そこは平気なの、私は。 むしろ心は一緒に踊り出す(笑)

主人公セブとミアが古い映画を好きなので、古いミュージカルを観たことを思い出しました。
ジーン・ケリーとかフレッド・アステアとか。
なんか満員のテアトル新宿で観たぞ。 立ち見だったかも。
もう30年くらい前かなあ。

そういうのに比べれば、それほど唐突に踊り出す感じはしなかった。
というか、そこまで突き抜けた明るさ・無邪気さではなかった。
わざとらしくなくていいんだけどさ。
なんつか、age of innocence =古き良き時代っていうのか、去ってしまったんだなーと思う。

デイミアン・チャゼル監督が1985年生まれ、ととても若いので。
9.11以降のアメリカを生きてるのね~と思っちゃう。
『君の名は。』が3.11以降であるように???
「屈託なく」は生きられない、いまの若い人たちって大変ね、みたいな。

たとえば、セブが「お金になる」音楽に手を出したとき、
オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』みたいになるかと思ったんだけど、そうでもなかった。
そういうところとか。

『セッション』では、あまり思わなかったんだけどな。
とても好きな映画なので、正直、『セッション』のほうが好きかも。
『ラ・ラ・ランド』で同じ痛みを感じるのは、
[るんるん]夢追い人に乾杯を 厄介な私たちに[るんるん]とミアが歌うところ。
涙が出てきた[もうやだ~(悲しい顔)]
私もまだ夢追い人なのよね[あせあせ(飛び散る汗)]

衣装の着こなしがみんな清潔感いっぱいで[わーい(嬉しい顔)]
特にミアを演ずるエマ・ストーンがきれい[ぴかぴか(新しい)]
いつまでも見ていたい感じ。ジョディ・フォスターをちょっとやわらかくした感じ。

白い半袖ブラウスなんかいいな。
袖をロールアップしてて。
オードリー・ヘプバーンとは雰囲気違うけど。
「ふくらんだ胸の魅力を過去のものにした」っていうところは共通かも。
露出度高くてもエロくない。
細いね、エマ。 脚なんか本当に。

ライアン・ゴズリングは…あまり思い入れなくて[あせあせ(飛び散る汗)] 
すみません[あせあせ(飛び散る汗)] 
決してけなすつもりはないんだけど[あせあせ(飛び散る汗)]

むしろ、J・K・シモンズが一瞬にこやかに手振りをするところとか、インパクトあった[がく~(落胆した顔)]

いろんな人を描いているようで、セブとミア以外の人生はあまり見えなかったというか。
エマちゃんばっかり見てたというか。
それでいいのかな~?

歌ってみたくなるような、メロディが耳に残るミュージカルっていうのはいいよね。
新宿で観てたら、帰りにFlagsビルのタワレコに寄ってサントラ買ってたかもな。

いまは静岡在住なので。
シネシティザートの「重低音体感上映」で観たけど、特に体感しなかった。ごめんね(笑)

はっちゃけてないのは、多分、いまの私の心。
楽しく観た方に水を差すつもりはないのよん。
観てよかった映画です。

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