小説のサントラ 『マチネの終わりに』

2016年前半からはまってる平野啓一郎さんの小説『マチネの終わりに』。
クラシック・ギタリストが主人公のこの物語には、サントラＣＤがあるんですよね。

https://storeshirano.stores.jp/items/57d79112a458c094ea0004f1


映画のサントラは本当に好きで、ずいぶん聴いてきたつもりだけど、
小説のサントラなんて初めて

ギターは福田進一さん。
ライナーノーツで平野さんと対談してますよ。

全１４曲中、私が聞いたことがあったのは
・アランフェス協奏曲より II. アダージョ
・イエスタデイ
・この素晴らしき世界
だけでしたが。
ギターの音色というのもいいものですね

面白いのは、架空の映画『幸福の硬貨』のサントラを林そよかさんが書き下ろし、とのこと。
『幸福の硬貨』は、ヒロイン洋子の父が監督した作品という設定。
しかも父はクロアチア人だという、本当にありそうな設定。

このサントラで初めて聴いて、特にいいなと思ったのは、
・タンゴ組曲より III. アレグロ
ギターの弦だけでなく、ボディというのかな、叩いてリズムをとっているところが新鮮

という程度のシロートな感想ですが。

明日１月７日に、このサントラのスペシャルコンサートに行くんです
なので、本日は短めに、これにてお休みなさい。