2016年の巡り合いとすれ違い 映画『君の名は。』

キミノナハが大ヒットしていると聞いたの観てきました。
「女湯がカラになるほど」だそうで←違

http://www.kiminona.com/index.html


『。』がついてるよね。
どんな意味なんだろ？

東京の男子高校生と、地方の女子高校生が夢の中で入れ替わる。
思春期の男女入れ替わりの名作といえば『転校生』…のはずだけど、私観てない
つまり、それだけで１本成立するほどの設定ではあるけど。

「それだけじゃない」「それはまだストーリーの序盤」って聞いてて、そのとおり。
たしか『王様のブランチ』で新川優愛ちゃんがいってたと思う。
優愛ちゃんて、ブランチの司会者になったころは知らないモデルさんだったけど、そういうコメントを聞いてるうちに魅力がわかってきました
ま、それはおいといて。

「こんな田舎イヤ！」っていってる三葉（みつは）が東京に行っちゃうのはわかるとして。
瀧がなぜ田舎に行くのかは分からなかった…私だけか？
ちょっとスピーディな展開になるとついていけないのか私？

その「田舎」っていうのがねえ、「～てまう（＝～てしまう）」ていう方言から、まさかと思ったけど。
『ルドルフとイッパイアッテナ』と同じ、あそこみたいだわ。
うちの弟が住んでるから、よく聞く語尾なんだけど←個人的。
キテるのか、あの県。

東京の景色は、「バスタ新宿」が前半に映ったと思ったら、そこから４つくらい中央線の駅が次々と。
７年くらい中央線で通勤してましたからねえ、なつかしさ爆発←これまた個人的。
「東京」と「地方」を知ってる人には「あるある」かもしれませんよ。

ま、うちの地元＝静岡市なら、パンケーキ屋さんはあると思うけど。
家から徒歩圏内となると
♪ハァ～　本屋もねえ　ラーメン屋ねえ　ファストフードも全然ねえ
って歌っちゃう感じ。
「東京ならあるのにな」は地方住み（特に若者）は常に思うよね。

にしても、東京の男子高校生って友だち同士でカフェに行くのかな？
あんなに毎日のように？

何があったら田舎でも満たされる、というものでもないんだけど。
都会の人の多さには疲れるんだけど。
大勢の人の中には自分が本当に出会いたい大切な人がいるかも、って思ってしまう。
「出会わないうちに失ってしまったらどうしよう」っていう感覚かな。
ひたすら切なくなるシーンがありました、この映画には。

「入れ替わり」が起こって、本当に日常生活に困るんだけど。
少し前なら「ドラえもん～」て泣きを入れそうなところだけど。
スマホがほどんど解決してくれる。
それがイマドキだなあと思いました。
ドラちゃんもロボットだけどさ。

地方→都会は、スマホで解決して。
都会→地方は、むしろ直に人を頼っていくところがいいなあ。

後半についてネタバレさせるほどの権利は自分にはない気がする。
なので、奥歯に物がはさまったようないい方をしますが。
この何年かでこういう日本になったんだよね。
『シン・ゴジラ』と『君の名は。』が2016年にヒットしている、ってね。
何か日本全体で感じているものがあるよね。

何年かするとまた変わるんだろうな。
三葉の「これから」がうらやましいな～

コメント 2

みなさん、nice! ありがとうございます(^^)
by Tremont (2016-10-14 01:23) 

ミホさん、nice! ありがとうございます(^^)
by Tremont (2016-10-14 01:23)